第4回教材マスターの集いを開催しました。 〜タスクオーガナイゼーション〜

みなさま、こんばんは。
TASUC豊橋教室の矢吹です。

1月9日(土)に教材マスターの集いを開催しました。
今回のテーマは、たすくが大切にしている「三種の神器」のうちの1つ「タスク・オーガナイゼーション」です。
タスク・オーガナイゼーションとは、学習や生活を機能的、効率的に進めていくために必要な視点で、認知や学習の姿勢と関連があります。


前半は代表の齊藤による講義でした。


リスクの認識と回避のための準備(行動問題を起こさせない)、構造化の重要な要素(場所の構造化、時間の構造化、活動の構造化、流れの構造化、課題の構造化)など、タスク・オーガナイゼーションを考える上での背景となる様々な理論を学びました。



後半は教室長の篠原より、タスク・オーガナイゼーションの実際についての話がありました。

タスク・オーガナイゼーションも、J⭐︎sKepの点数の違いによって、ねらいにする目標が変わります。
例えば、タスク・オーガナイゼーションのうちの「学習(作業)の体勢」に関しては、
1点前後のお子さん:「学習の途中で促しに応じて姿勢を正すことができる」ことを中心に。
1点台のお子さん:「足を床につけ、脇を閉め、左手を添えて、右手(利き手)で操作することができる」ことを中心に。
3点台のお子さん:「机に応じて椅子を選択したり、高さを調整したりして、学習の態勢を作ることができる」ことを中心に。
点数が上がるほど、自分で考えて実行する、工夫する要素が出てきます。


キーポイントに応じて、ねらう目標が変わってきますが、目指すべきゴールは、そのときの環境に応じて、例えば、
・必要な道具が何か、使いやすい道具が何か考えて揃える
・作業しやすいように器具を配置して取り組む
・どのような姿勢が作業がしやすいか考えて、その姿勢をとる
ということです。


ゴールを見据えた上で、今取り組むべきねらいに焦点を当てて、コツコツやっていく。そのように、コツコツと根気強く頑張っているお子さんたちの事例を発表いたしました。


盛りだくさんの内容で
親御さんのみならず、スタッフにとっても充実した研修となりました。


<ずっと一緒だよ TASUC豊橋>

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