言語技術教育でコミュニケーション力を高めよう

みなさん
こんばんは
TASUC豊橋の篠原です。

今日は、教室での取り組みを1つご紹介します。

あるお子さん、ずっと、ワークブック「読む」の課題に取り組んでいます。

スタートは論証。テーマの物事について、好きか嫌いか結論を述べてから、その理由を答えます。
現在は、説明する文章にチャレンジ中です。給食のメニューを説明したり、学校での出来事を説明したりします。少しずつステップアップしてきて、説明文と論証を組み合わせた問題に取り組んでいます。この日も、給食のメニューと、そのメニューの中で美味しかったものを1つ取り上げてその理由を説明してもらいました。

給食のメニューと、何が一番美味しかったか、その理由は何か、出題者の意図を汲み取って答えます。


この課題に取り組んできて、変化が出てきました。
プリントに文を書く前に、書いたつもりで読み上げてもらいます。(エアー作文!?)読み上げているときに、わたしの表情を見て「今の説明でわかった?」と確認したり、「その表情だとわからないってことだよね」と表現を変えたり付け加えたりするようになってきました。言語で思考している証拠です。
J☆sKepが3点を越えたお子さんは、人からの情報を読み取ることを学習します。人の出す情報は、表情、声色、発言、雰囲気、状況・文脈など、多岐に渡ります。
このお子さんも3点を越え、人からの情報を読み取る力をつけようと頑張っています。お母さんと、変化が出てきたことを感じる療育でした。
言語で思考する力を高めていくことは、とても大切なことだと実感します。

人と経験を共にできるからこそ、楽しめることがたくさんあります。これからも一緒に頑張っていきましょう!


<ずっと一緒だよ TASUC豊橋>



《お知らせ》
11月13日(日)に、豊橋にてJ☆sKep研究会を開催します。
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