2017年6月28日水曜日

読書の課題をとおして 〜ASDのお子さんの言語技術を高めるために

みなさん、おはようございます。
TASUC豊橋の篠原です。
雨の朝になりましたね。


教室では、読書(アカデミック 国語)の課題として、本読みに取り組むお子さんが多いです。
絵本を読んだり,読書専用の本を読んだりと、お子さんの実態やねらいによって読む本を変えています。この取り組みは、お子さんの言語技術を高めていくための入り口として、とても大切です。


あるお子さんは、絵本の読み聞かせをしています。声のボリュームやイントネーションなどに注意しながら読み聞かせをしています。真似ができるお子さんは、こちらが読んだのを聞いて、同じように読むことにも挑戦しています。食べ物など好きなものが登場する絵本を使うことで、モチベーションを上げることもありますし、聞かせたい言葉や読ませたいフレーズが登場する絵本をあえて使う場合もあります。



あるお子さんは、ひらがなのみの文章だと、言葉のまとまりを捉えることが難しいので、あえて漢字仮名交じりの文で書かれた本を読むようにしています。こうすることで、漢字を中心に言葉のまとまりを意識したり、助詞の存在に気づいたりすることができます。こちらが読むところをよく聞いて、本をなぞったり、復唱したりします。



本を読む学習を続けることで、聴く力や言葉で考える力などが伸びてきます。
そして、何よりも読み聞かせはお母さんの声が一番!ご家庭でも取り組んでいただいています。これからもこつこつと続けていきます。

<ずっと一緒だよ TASUC豊橋>



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お子さんたちやご家族の皆さんと一緒に頑張りたいというスタッフ希望の方、特別支援教育、発達障がいのあるお子さんたちの支援について学びたいという学生の方のインターンシップ希望の方を、豊橋教室では募集しています。ぜひ、一緒にやりましょう!見学等、お気軽に教室までお問い合わせください。0532-43-6535(担当 篠原)

2017年6月15日木曜日

あるASDのお子さんに対する内発的動機付けへのアプローチ

みなさん、こんばんは
TASUC豊橋教室の篠原です。
紫陽花の花も満開で、夏空が続きますね。


 今日は、あるお子さんのアセスメントでの1シーンをご紹介します。
このお子さんはJ☆sKepも3点を越え、いよいよ内発的動機付けにアプローチしていく段階になりました。
 今回のアセスメントでは、添付したような写真のシートを用意しました。



 これは、自分が何を目標にして取り組むかを学習の前に決め、学習後にどうだったか振り返りをするために用意したシートです。
 目標については、いずれは自分で考えて設定できればいいですが、今回は初めての取り組みだったので、選択肢を用意して、そこから目標を決めてもらうようにしました。
 取り組んだ後は、何を頑張ったか、どうしてそう思ったかを、定型文に当てはめるようにして、説明してもらいました。



 自分がどのように取り組んだかを振り返り、それを言葉にすることはなかなか難しいことです。
 TASUCに通い始めたときは、言葉で伝えることができずに固まってしまっていたこのお子さんも、理由を一生懸命考えて、言葉にして伝えようとしていました。
 これも今まで、ご家庭を中心に言語技術教育にじっくりと取り組んできた成果です。
 お子さんの成長や課題をお父さん、お母さんと確認できたシーンでした。



<ずっと一緒だよ TASUC豊橋>





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