読書の課題をとおして 〜ASDのお子さんの言語技術を高めるために
みなさん、おはようございます。 TASUC豊橋の篠原です。 雨の朝になりましたね。 教室では、読書(アカデミック 国語)の課題として、本読みに取り組むお子さんが多いです。 絵本を読んだり,読書専用の本を読んだりと、お子さんの実態やねらいによって読む本を変えています。この取り組みは、お子さんの言語技術を高めていくための入り口として、とても大切です。 あるお子さんは、絵本の読み聞かせをしています。声のボリュームやイントネーションなどに注意しながら読み聞かせをしています。真似ができるお子さんは、こちらが読んだのを聞いて、同じように読むことにも挑戦しています。食べ物など好きなものが登場する絵本を使うことで、モチベーションを上げることもありますし、聞かせたい言葉や読ませたいフレーズが登場する絵本をあえて使う場合もあります。 あるお子さんは、ひらがなのみの文章だと、言葉のまとまりを捉えることが難しいので、あえて漢字仮名交じりの文で書かれた本を読むようにしています。こうすることで、漢字を中心に言葉のまとまりを意識したり、助詞の存在に気づいたりすることができます。こちらが読むところをよく聞いて、本をなぞったり、復唱したりします。 本を読む学習を続けることで、聴く力や言葉で考える力などが伸びてきます。 そして、何よりも読み聞かせはお母さんの声が一番!ご家庭でも取り組んでいただいています。これからもこつこつと続けていきます。 <ずっと一緒だよ TASUC豊橋> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お子さんたちやご家族の皆さんと一緒に頑張りたいというスタッフ希望の方、特別支援教育、発達障がいのあるお子さんたちの支援について学びたいという学生の方のインターンシップ希望の方を、豊橋教室では募集しています。ぜひ、一緒にやりましょう!見学等、お気軽に教室までお問い合わせください。0532-43-6535(担当 篠原)