あるASDのお子さんに対する内発的動機付けへのアプローチ

みなさん、こんばんは
TASUC豊橋教室の篠原です。
紫陽花の花も満開で、夏空が続きますね。


 今日は、あるお子さんのアセスメントでの1シーンをご紹介します。
このお子さんはJ☆sKepも3点を越え、いよいよ内発的動機付けにアプローチしていく段階になりました。
 今回のアセスメントでは、添付したような写真のシートを用意しました。



 これは、自分が何を目標にして取り組むかを学習の前に決め、学習後にどうだったか振り返りをするために用意したシートです。
 目標については、いずれは自分で考えて設定できればいいですが、今回は初めての取り組みだったので、選択肢を用意して、そこから目標を決めてもらうようにしました。
 取り組んだ後は、何を頑張ったか、どうしてそう思ったかを、定型文に当てはめるようにして、説明してもらいました。



 自分がどのように取り組んだかを振り返り、それを言葉にすることはなかなか難しいことです。
 TASUCに通い始めたときは、言葉で伝えることができずに固まってしまっていたこのお子さんも、理由を一生懸命考えて、言葉にして伝えようとしていました。
 これも今まで、ご家庭を中心に言語技術教育にじっくりと取り組んできた成果です。
 お子さんの成長や課題をお父さん、お母さんと確認できたシーンでした。



<ずっと一緒だよ TASUC豊橋>





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