考える力を高めよう!

みなさん、こんにちは
TASUC豊橋の篠原です。
蒸し暑い日が続きますね。熱中症に気をつけましょう。

今日は、あるお子さんが取り組んでいる「1〜12の数字とタイル並べ」の教材についてご紹介します。


この教材の取り組み方は、
①1〜12の数字カードを並べる
②1〜12のタイルを並べる
③並べた数字カードとタイルを数えて確認する
です。
机上への提示の仕方や並べ方などに変化をつけることで、課題の難易度を変更することができます。

このお子さんの課題は、よく見ること、聞くことだけでなく、頭の中でイメージすること、頭の中で「いち、に・・・」と数えようとすること。この課題でいうと、特に③並べた数字カードとタイルを数えて確認する、取り組みのときがねらい目です。

療育のこの日も、一緒に数字カードを数えて確認しました。先ほど挙げた課題にアプローチするために、この日は少し意地悪をしました。
どこまで数えていたかよく聞いていたか、頭の中で数えようとするか確かめるために、途中で私が数えるのをやめて続きを数えてもらいました。待っていると、少し考えて、「ろく・・・」と、続きを数え始めました。
お母さんと「明らかに頭の中で数えていたね」と確認しました。このような「考えようとする」姿が見られたのは、日々の家庭療育の積み重ねがあってのことです。お母さんが、家庭で取り組んでいるときに、ひたすら数を聞かせてくれていたことがベースの力になります。
やはり、コツコツと積み重ねることが大切だと感じた療育でした。

<ずっと一緒だよ TASUC豊橋>




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7月7日(土)に第2回J☆sKeps研究会を開催します。詳細はたすくのホームページをご覧ください。みなさんで一緒に学びましょう!


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ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。

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