選択の機会を作るためには 〜経験が必要

みなさん、こんばんは

TASUC豊橋の篠原です。
花粉症の私にとっては、今の季節の雨は、ある意味恵みの雨です。
今回は、年中のあるお子さんの療育での様子をご紹介します。

動機づけには、外発的動機づけと、内発的動機づけの2種類あります。この動機づけを高めるために、課題ができたら何をしたいか、ご褒美の活動を選ぶようにしています。このご褒美の活動までの時間は、お子さんによって異なります。1つの課題が終わったらご褒美の活動というお子さんもいれば、30分に1回ご褒美の活動のお子さんもいます。

このお子さんは、課題の後のご褒美として、(初めて)コーラ味のグミを選択しました。食べてみたところ、美味しかったようで、食べたいと伝えて来ました。
お母さんに伺ったところ、「今まで食べたことがないグミで、おそらく食感がいいと感じたのでは」。
「食べてみたら美味しかった!」・・・経験がまた一つ増えた瞬間でした。

療育の時間の後半になり、同じグミのぶどう味を勧めてみるように、療育担当の先生に伝えました。ぶどう味を食べてみると、これも美味しいと感じたようです。「食べたい」と伝えてきました。
どちらも美味しい、食べたいと感じたのなら、選択をすることができます。この日はコーラ味とぶどう味の選択をしました。楽しめることがまた1つ増えたね、とお母さんとお話しをしました。


選択の機会を作ることはとても大切です。それは、報酬系に働きかけるために、重要だからです。
しかし、そもそも経験やイメージがなければ、選択することができません。
今回の食べてみたら美味しかった、のように、小さいことかもしれませんが、新しいチャレンジを繰り返していくことが大切ですね。

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