コミュニケーションの幅を広げよう

みなさん、こんにちは
TASUC豊橋の篠原です。
今日は日差しの暖かな日ですね。


発達が気になるお子さんの指導や支援を考えたときに、コミュニケーションはとても大切な視点です。
「たすくメソッド」でもコミュニケーションを重要視しています。例えば、
メソッド1 三種の神器・・・環境の視点として
メソッド2 特性の理解と活用・・・お子さんの特性の理解の視点として
メソッド3 J☆sKeps・・・学習を支える学びの視点として
メソッド4 機能的な目標
・・・学ぶ内容の視点として
このどれにも「コミュニケーション」の内容が盛り込まれています。

文を組み立てる力をつけてあげたいです


先日のあるお子さんの療育シーンで、ご家族の方とコミュニケーションの話題が出ました。
このお子さんは、頭の中にイメージはあるけれども、それがうまく言葉にできないお子さん。(このような状況のお子さんは多いです。)
生活の中で、このお子さんが伝えてきていることをリストアップしてきてもらいました。一緒にリストの内容を確認しているときにご家族の方が「述語(動詞)は使えているように見えても、実は名詞にくっついて出てきているだけかもしれない、とボソッと。
一緒に確認してみるとやはりそう。

例えば、「トイレに行きたいです」は、「トイレに」と「行きたいです」をそれぞれ思い浮かべているのではなく、「トイレに行きたいです」の1フレーズ。それぞれを分けて考えることができるようになれば、「公園に行きたいです」「コンビニに行きたいです」「トイレどこですか?」などコミュニケーションの幅が広がります。

スタートは特定の場面で教え始めますが、常に般化を意識しながら教えていきます。一方で、言葉を引き出すためには、そもそも言葉を知っていることも大切です。語彙が必要になりますので、語彙を増やすための取り組みも同時進行で進めていきます。

コミュニケーションの豊かさは生活の豊かさにつながりますし、意思決定を支えるためにも大切です。これからもご家族と協働しながら、進めていきます!

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