自分から伝えたい気持ちを高めるために

みなさん
こんにちは、たすく豊橋の篠原です。
まだまだ残暑の厳しさが残る季節です。熱中症対策を引き続き、していきましょう。


自分から伝えたいという気持ち(コミュニケーションマインドとも言います)を高めるためには、どうしていけばいいでしょうか。
見る視点がいくつかあるのですが、まずはお子さんの「理解」からスタート!

・何が好きかな?何をしたいかな?
・伝えたいことは何かな?
・伝えた経験をどれくらいしているかな?
・どんな方法で伝えようとするかな?
・誰だったら伝えやすい?
・伝えることに関する体の機能(舌や唇の動き、ジェスチャーなら手の動かし方など)はどうかな?
・伝えたい相手のところに伝えに行けるかな?
・伝えたいことを整理して伝えられるかな?

例えば、これらのようなことをチェックします。


たすく豊橋教室に通うお子さんもコミュニケーション指導、コミュニケーション支援を大切にしています。
お子さんによって、伝えたいこと、伝える方法は様々。
お子さんにとってどのような取り組みをするのか、アセスメントを通して評価し、お父さん、お母さんたちと作戦を立て、取り組んでいます。
コミュニケーション指導、支援をしていて、難しいことは「継続性」。コツコツと続けていくこと、お子さんに合わせてスモールステップで進めることが、当たり前のことなのですが大切なことです。中には、1年、2年とじっくりと取り組む中で力をつけていくかお子さんもいます。


これは、あるお子さんがアセスメントの時に、書いてくれたものです。
頭の中に伝えたいことのイメージはあるのだけれど、なかなか言葉にすることが難しいお子さん。
勉強のスケジュールを立てるための指示書が欲しいのだけれども、それがうまく伝えられません。
「伝えたいことを書いてみたら?」と伝えると、う〜ん、と考えて、写真のように書いてくれました。
指示書を渡すと、嬉しそうに指示書を見ながらスケジュールを組み立てていました。




絵カードを使って、自分の伝えたいことを伝えるお子さんもいます。
このお子さんの特性として、
①動作を伴うと考えやすい、理解しやすい
②イメージすることが得意
ということがあります。
お話しブックは、彼のそんな得意なところを生かせるツールです。
カードを並べる・・・動作
カード・・・イメージ

うーんと考えながらカードを並べて、伝えたいことを表現してくれます。


日々お子さんたちと接していて、お子さんたちが大切なことを教えてくれます。これからも、それぞれのお子さんの「伝えたい」という気持ちを大切にしながら、取り組んでいきたいと思います。


<ずっと一緒だよ たすく豊橋>






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