アセスメントをとおして、お子さんを理解する

皆さん、こんにちは
たすく豊橋の篠原です。
今日は、暖かく穏やかな1日になりました。(途中雨が降っていましたが・・・。)

アセスメントはたすくの基幹事業で、1年間の目標や具体的な取り組みを決めるための大切なプログラムです。ご両親とたすくスタッフ、場合によっては担任の先生や相談員さんなどの関係者も同席して、お子さんのアセスメントを実施します。

「検査をしないでオペをする医者はいない」ように、たすくも「アセスメントをしないで・・・」をモットーにしています。お子さんの理解がとても大切です。1年に1回にとても大切な日です。



今日は小2のお子さんのアセスメントでした。
療育を重ねてきているので、お子さんの中核となる特性もはっきりとしてきました。

午後の協議の中で、お父さん、お母さんから挙がった、お子さんの気になる行動について、アセスメントのセッション中の様子や普段の様子などの情報をもとに整理して共有しました。

例えば、以下のような情報について、お父さん、お母さんからお話をお聞きしながら、整理していきました。
・行動の背景要因
 例:直前のきっかけとなるような出来事は何か。疲れや空腹、痛みなどの整理的な要因がないか

・お子さんの発達の状況や発達上の課題
 例:関係性などお子さんの発達状況はどうか。発達上課題となっていることがあるか。
 
・お子さんの持つ特性
 例:気になる行動の要因となる特性があるか。

・事前の具体的な環境調整
 例:事前の予告の仕方。準備しておくコミュニケーションツール。

・うまくいっている関わり方
 例:お父さんやお母さんの関わり方でうまくいっている方法はどのようなものがあるか

・お子さんに身につけてほしい行動レパートリー
 例:どのようなコミュニケーションがとれると良いか

お父さん、お母さんと一緒に確認しながら、お子さんの理解を深め、具体的に関わり方や取り組むことなど確認できました。

さぁ、今日からが新しい1年のスタートです!一緒に頑張りましょう!

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